はじめての人でも飲みやすい日本酒の選び方

2021年10月20日 / お知らせ

アルコール度数

日本酒のアルコール度数の平均値は15度前後。

水を足して飲みやすい度数に調整しているのです。

水を加えずに製品にしたものは「原酒」と呼ばれ、アルコール度数はおよそ20度あり、お酒本来の味と香りがダイレクトに楽しめます。

最近では、アルコール度数を10度未にするなど、飲みやすくした日本酒もあります。

はじめて日本酒を飲む方は、アルコール度数が15度以下のものを選ぶのが良いでしょう。

日本酒度

日本酒の味わいは、辛口や甘口で表現されることがあります。

日本酒度とは日本酒の比重を表した数値で、甘口、辛口を判断する目安の1つです。

プラスになるほど糖分が少なく辛口、マイナスになるほど糖分が多く甘口ということになります。

日本酒初心者や、ふだん日本酒をあまり飲まない人などにとって飲みやすいのは、どちらかというと甘口の日本酒でしょう。

一般的に、甘口の日本酒には口当たりのよいものが多いため、比較的飲みやすいといわれています。

精米歩合

飲みやすい日本酒を選ぶうえで、香りも重要な要素のひとつです。

日本酒の香味は精米歩合の違いにより変わってきます。

精米歩合の数値を小さくするほど「フルーティーでフレッシュ」「すっきりときれいな味わい」「華やかで香り高い」といわれる日本酒に仕上がります。

日本酒初心者の方は、精米歩合の数値が低く、すっきりとした味わいの「純米吟醸酒」や「純米大吟醸酒」を選ぶのがおすすめです。